トップリーグ第4節 王者サントリーがキヤノンを圧倒! 4連勝で首位をキープ | ラグビージャパン365

トップリーグ第4節 王者サントリーがキヤノンを圧倒! 4連勝で首位をキープ

2012/09/22

文●編集部


9月22日(土)、トップリーグ第4節、秩父宮ラグビー場の第1試合目は、永友監督率いる初昇格のキヤノンイーグルスが、王者サントリーサンゴリアスが対決した。キヤノンは、先発メンバーの平均年齢が25歳という、若さと失うものは何もないチャレンジャースピリッツでどういった戦いを見せるのか。興味深い一戦となった(天候:晴れ/無風 ・9672人)

サントリーのプレッシャーがキヤノンを襲った!

先制点を獲得したのはキヤノン。SO橋野皓介が機能する。前半3分、橋野からのとばしパスが、13ティム・ベネットにわたり、そのまま右隅にトライ。

しかし、今日のサントリーは前節からの好調さが継続、随所でキヤノンにプレッシャーを与え続ける。

「ダニー(・ロッソウ)とジョージ(・スミス)という2人をキープレイヤーに、前半のうちにフォワードをスマッシュしようと思っていた」(サントリー大久保直弥監督)。
「今まで経験したことのないプレッシャーの中でラグビーをした(キヤノン和田拓主将)」。


相手にプレッシャーを与え、反則を得たサントリーは攻撃を継続し、前半20分、自陣10m付近から、CTB11小野澤宏時がラインブレイクから華麗なステップで4人をかわし、60m独走しトライ。さらに前半28分のPGで、11−10と逆転。さらに前半30分、またしても小野澤のラインブレイクからLO篠塚公史が中央にトライ。キヤノンもPGを1本決めるが21−10とサントリーがリードして前半を折り返す。

 

後半は終始サントリーのペース。90mをつないだビッグプレーも!

接点でよく前に出ていたサントリー

接点でよく前に出ていたサントリー

後半は、終始サントリーのペースに。5分にCTB平浩二、10分には、自陣45m付近から、PR畠山健介ゲームキャプテンの判断良いクイックスタートから、平が抜け出し、小野澤、ジョージ・スミス、篠塚から最後はダニー・ロッソウにわたる、約90m以上のビックプレーでトライ。このプレーについて「ペナルティマネジメントもよかった。一人がラインブレイクをした時にどれだけサポートに入れるかというのは、意識の部分が大切だと思います。追いつかなきゃいけない時に、どれだけ意識を持っていけるかということが強いチームの条件。そういう選手が一人でも二人でも多くなるような練習をしていきたい。」(畠山ゲームキャプテン)。

サントリーは、後半22分にもトゥシ・ピシの個人技でだめ押しのトライを獲得し、42-10とキヤノンを圧倒。キヤノンは後半34分にティム・ベネットが敵陣10m付近から50m独走のトライで一矢報いるが、そのままノーサイド。42-17で王者サントリーが、キヤノンの挑戦を退けた。MOMは、キレのあるステップでラインブレイクを果たし、存在感をみせた小野澤が獲得した。

 

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